あまり知られていない名作漫画紹介 (歪のアマルガム 編)
こんにちは、乱魂です。
今日から自分の好きな、けど友達で読んでる人はかなり少ないような、私的名作漫画
を紹介していきます。
紹介した漫画を読んだことがある人も、初めて読んだ人も、ぜひぜひコメントの方で
感想等々書いてくれたら嬉しいです!!!
それでは行こう!!!!
今回紹介するのは『歪のアマルガム』です。
あらすじを簡単に説明すると
事故で瀕死の状態に陥った主人公の高校生、久佐場六道は謎の女に
がしゃ髑髏の”妖細胞”を移植され、妖と人間の”混ざりもの”である『アマルガム』となり生き延びる。
しかし六道の日常は脆くも崩れ去ってしまった......‼
凶悪なアマルガムとの闘い、明らかになっていく謎の女の正体......。
人間にも妖にもなり切れない『歪な』存在の六道が示した進む道と、物語の結末は⁉
とまあこんな感じの、所謂”ダークファンタジー”ですね。
連載開始は2016年10月発売の45号。全3巻で完結となってます。
作者は『三ツ首コンドル』(後に紹介するかも)で知られる石山諒先生です。
この作品は『妖移植変異体 ガロ』という作品が連載より前に読み切りとしてジャンプに掲載されている(確か主人公は警察官だった)ので、読み切りが好評だったから修正を加えて連載が決まった、という流れだと思います。いやー読み切りもインパクトが凄かった!!
この作品の魅力は何といっても圧倒的な”ダークさ”にあります!!
基本的に内容は暗いし、六道君は可哀想だし、絵もけっこうグロいんですよ。
正直なところ石山先生は画力が凄い先生ではないのですが、ダークファンタジーものにおける超重要要素である”荒々しい絵”と”構図のとり方”に関しては他の漫画家さんと比べても秀でたものがあります。実際、アマルガムの世界観とは相性バッチリでしたし、連載当初はその世界観に釘付けでした!!
このブログでは基本的におすすめ漫画の好きなところしか書かないので詳しくは書きませんが、確かに読み返してみると「あれっ?」と思うところもありました。
ええ、ありましたよ。
だけど......
悔しいいいい!!
正直、3巻で終わってしまったのは悔しいです。連載時期とかもあったと思うな~うん。だってあの時のジャンプ連載陣強すぎたもん!!
『左門君はサモナー』とか『約束のネバーランド』とかも連載開始時期近くなかった!?あの時代のジャンプホントに全部面白かったもん!!
あと『約束のネバーランド』『呪術廻戦』『チェンソーマン』あたりが創りあげた
週刊少年ジャンプにダーク色の濃い作品が載るっていう新常識が浸透してなかった頃だったから、雑誌の中ではかなり異色だった(ちょい昔のジャンプはやっぱり友情、努力、勝利のジャンプ作品が多かった)。まあ、これは個人の意見だけどね。
とまあ長くなってしまうのでここら辺にするんですが、『歪のアマルガム』は、
ダークな世界観がかなりシビれる内容で大変面白いので、皆さんも是非読んでみてください‼‼‼
それでは今回はこの辺で。また次回、お会いしましょう!! (乱魂)